先週、東京に木枯らし1号が吹きました。今年もあと2ヶ月切っちゃいましたね。
ニュースでやたら「木枯らし1号」というワードを耳にして、はじめて聞いたなと思って調べました。
「木枯らし1号」は関東と関西でしか発表されておらず、東北には発表されない気象発表なんだそうです。
ずっと東北に住んでいたら、わからないわけだ…。
ちなみに、「春一番」も関東限定の気象発表らしい。
東北にはない梅雨と夕立ちにも驚いたものです。
ちゃんと梅雨の期間があって雨がずっと降っているし、
夕立ちは雷が鳴ってざん降りになるけど、夕暮れには止む。
今年は環境が変わって、気候のギャップを相当感じています。
東京と東北じゃ結構違うんですね……。
さて、劇団うさぎ112kgは2015年11月、劇団少女標本とのオムニバス公演『綴り字少女手帖』を最後に、演劇公演活動を休止していました。
2016年は、水面下でもぞもぞ動いていました。
かたつむにー。とかこいのぼりももとにー。とかつくってましたが、
私は今年、いろんなジャンルの演劇に触れて勉強しています。
小劇場、商業、児童向け、一人芝居、学生、朗読、ミュージカル、コンテンポラリー、人形劇、海外……
それから、東京にきていろんな出会いや再会に感動する日々です。
劇団員もそれぞれ、次のステップへすすむためにけっぱっています。
公演こそまだできはしないけど、企画が進行していたり、
今後の活動に向けてブラッシュアップを図っていたりします。
その第1弾が、ウェブサイトのリニューアル。
劇団の情報発信の基点にしていきます。
どうぞ、ごひいきに。
新ウェブサイト http://u112kg.tumblr.com/
今後もウェブサイトコンテンツの充実とともに、
近日、新企画についても情報解禁していく予定です。
ご期待ください。
--
おまけ
昨年の「あおなご解放論」「綴り字少女手帖」に携わってくれたあやなみが、
ユニットを立ち上げて12月に福島で公演を打つそうです。
演劇ユニット箱庭 旗揚げ公演
『星屑のサーカス』
脚本・演出 志賀彩美
ウェブサイト https://haconiwa10.themedia.jp/
--
あ、明日はウルトラスーパームーンだそうです。
うさぎもくっきり見えるかな?
2016年11月13日日曜日
2015年9月18日金曜日
【あおなご後日談112%】あおなごと海街Diary
劇団うさぎ112kg「あおなご解放論 ―From: Ms.Clambon」終演から1週間ほど経ちました。
少しだけ、後日談を紹介します。
あおなごは、5姉妹と死んだ母の話でした。
この話を思いついて、書き始めたのは5月の中頃で、
ちょうど、映画『海街Diary』(是枝裕和監督)が流行りはじめていました。
カンヌ国際映画祭で評価されたのが、そのくらいの時期。
海街Diaryは、3姉妹と、腹違いの妹が暮らしていく話でした。つまり4姉妹。
……ネタかぶってね!?
海街Diaryのあらすじを見たとき、
あおなごとコンセプト似てて、先にとられた!と思いましたし、
正直、あおなごが海街Diaryをパクったと思われるのやだなあ、と思いました。
しばらく敬遠していたのですが、
7月に仙台の小さい映画館で海街Diaryをとうとう観たんです。
フォーラム仙台。
ここで映画観るのは、前の年にリヴァー・フェニックスの特集上演していたとき以来でした。
早逝のシネマスター、リヴァーが大好きなんです。
『海街diary』に出演しているのは、
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず 他、です。
女優が全員主役を張れるレベルの顔ぶれなんですが、
それぞれに立ち、調和していたのですごく見やすい。
主役を見せるための演劇とか(商業演劇には多いかな?)映画ってよくあるんですけど、
『海街diary』は決してそうではなく、
女優を魅せつつ、作品を魅せていました。
映画から、"作品のみせ方"を勉強させてもらいました。
目指したい雰囲気にも近くて。
パンフレットも買いました。
是枝監督が特集されていたSWITCHも買いました。
そのくらいはまってしまいました。
こんな美人姉妹いたらたまらんな……。
作っていく作品の雰囲気の共有として、
早い段階で、既成の近い作品を鑑賞しておくのは有効だと思います。
前作ナイチンゲールのときは、映画『17歳のカルテ』『シャッター・アイランド』を、
稽古初期の段階でメンバーにおすすめしておきました。
役者、スタッフは誰しもが演出とツーカーなわけではないので、
演出が言葉として伝えきれない部分を、参考作品が補完してくれるんです。便利。
私はよく映画を多用しますが(ライトに観られるから)、音楽とか小説でもいいと思います。
さて、お客さんから感想をいただいたときに、
海街Diaryとは言われませんでしたが、、、
ホームドラマ感がある、とコメントしてくださった方がいました。
『てるてる家族』(かつてのNHKの朝ドラ)を思い出した、なんても言われました。
ホームドラマといえば、向田邦子でしょう。
『阿修羅のごとく』が好きです。この作品は、4姉妹の話ですから、あおなごとも親和性が高い。
昭和のホームドラマ感、あたたかみが私は好きで、
また、演劇祭に参加するということで
様々な層のお客さんに向けて観られるようにしたいと思って、
あおなごは現代設定でしたが(AQUOSあるし)、向田作品の雰囲気を参考にしていました。
『海街Diary』をはじめ、あおなごにも共通させたかったことは、
お客さんとの"共感"でした。
チープな物言いをすると、「万人受け」と称されるのだと思いますが、
あおなごは多くのお客さんに楽しんでいただきたい一心で、
今の劇団うさぎ112kgにしかできない作品となりました。
今回はこのくらい。
いろんな後日談があるので、また書きます。へば。
おまけ
長女:イチコ役のおっちゃんは"綾瀬はるかがうさぎのマネをする"モノマネばっかりしていた。
にらめっこ強いんですよ彼女。ジャッジかまけん。
少しだけ、後日談を紹介します。
あおなごは、5姉妹と死んだ母の話でした。
この話を思いついて、書き始めたのは5月の中頃で、
ちょうど、映画『海街Diary』(是枝裕和監督)が流行りはじめていました。
カンヌ国際映画祭で評価されたのが、そのくらいの時期。
海街Diaryは、3姉妹と、腹違いの妹が暮らしていく話でした。つまり4姉妹。
……ネタかぶってね!?
海街Diaryのあらすじを見たとき、
あおなごとコンセプト似てて、先にとられた!と思いましたし、
正直、あおなごが海街Diaryをパクったと思われるのやだなあ、と思いました。
しばらく敬遠していたのですが、
7月に仙台の小さい映画館で海街Diaryをとうとう観たんです。
フォーラム仙台。
ここで映画観るのは、前の年にリヴァー・フェニックスの特集上演していたとき以来でした。
早逝のシネマスター、リヴァーが大好きなんです。
『海街diary』に出演しているのは、
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず 他、です。
女優が全員主役を張れるレベルの顔ぶれなんですが、
それぞれに立ち、調和していたのですごく見やすい。
主役を見せるための演劇とか(商業演劇には多いかな?)映画ってよくあるんですけど、
『海街diary』は決してそうではなく、
女優を魅せつつ、作品を魅せていました。
映画から、"作品のみせ方"を勉強させてもらいました。
目指したい雰囲気にも近くて。
パンフレットも買いました。
是枝監督が特集されていたSWITCHも買いました。
そのくらいはまってしまいました。
こんな美人姉妹いたらたまらんな……。
作っていく作品の雰囲気の共有として、
早い段階で、既成の近い作品を鑑賞しておくのは有効だと思います。
前作ナイチンゲールのときは、映画『17歳のカルテ』『シャッター・アイランド』を、
稽古初期の段階でメンバーにおすすめしておきました。
役者、スタッフは誰しもが演出とツーカーなわけではないので、
演出が言葉として伝えきれない部分を、参考作品が補完してくれるんです。便利。
私はよく映画を多用しますが(ライトに観られるから)、音楽とか小説でもいいと思います。
さて、お客さんから感想をいただいたときに、
海街Diaryとは言われませんでしたが、、、
ホームドラマ感がある、とコメントしてくださった方がいました。
『てるてる家族』(かつてのNHKの朝ドラ)を思い出した、なんても言われました。
ホームドラマといえば、向田邦子でしょう。
『阿修羅のごとく』が好きです。この作品は、4姉妹の話ですから、あおなごとも親和性が高い。昭和のホームドラマ感、あたたかみが私は好きで、
また、演劇祭に参加するということで
様々な層のお客さんに向けて観られるようにしたいと思って、
あおなごは現代設定でしたが(AQUOSあるし)、向田作品の雰囲気を参考にしていました。
『海街Diary』をはじめ、あおなごにも共通させたかったことは、
お客さんとの"共感"でした。
チープな物言いをすると、「万人受け」と称されるのだと思いますが、
あおなごは多くのお客さんに楽しんでいただきたい一心で、
今の劇団うさぎ112kgにしかできない作品となりました。
今回はこのくらい。
いろんな後日談があるので、また書きます。へば。
おまけ
長女:イチコ役のおっちゃんは"綾瀬はるかがうさぎのマネをする"モノマネばっかりしていた。
にらめっこ強いんですよ彼女。ジャッジかまけん。
2015年9月16日水曜日
「あおなご解放論― From: Ms.Clambon」終演しました。
こんにちは。劇団うさぎ112kgの工藤です。
劇団うさぎ112kgはとうほく学生演劇祭2で、
「あおなご解放論― From: Ms.Clambon」の上演を終え、観客大賞をいただきました。
お客様の支えがあっての受賞です。
ご来場してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回の作品は、本当にたくさんの方々にご覧いただきました。
仙台、福島、盛岡、弘前など、地方を越えて、
さらに、地域や世代を問わず縦横に幅広くお客様に観ていただくことができました。
たくさんの陣中お見舞いもいただきました。
本当にありがとうございました。
とうほく学生演劇祭2はコンペティション形式で上演され、
審査員から作品に対して講評がなされました。
劇団うさぎ112kg「あおなご解放論― From: Ms.Clambon」は、
・ウェルメイドプレイで、まとまっている。
・総合力はトップ。完成度が高い。
・45分の脚本の中で姉妹の関係性を描けている。
・次女(トウコ)、三女(モモカ)の関係が印象的。
・その反面、話がまとまりすぎ、ていねいすぎる。
・役者に力量があるので、もっとチャレンジしてもよい。
・社会人劇団の中でも活動することができる、パッケージ化されているカンパニーである。
(以上抜粋)
などの評価をいただきました。
アフタートークや講評会において、
10年、20年続けていくような、中長期的な目線で演劇をおこなっていくことや、
学生演劇の範疇から離れて、社会人劇団、あるいはプロに近く、すなわちカンパニーとしての視点での評価をいただきました。
審査員の方々による、劇団うさぎ112kgの作品のそもそもの視座が、「学生演劇」ではなく「カンパニー」の地点にあり、
「学生演劇祭」というパッケージの中には留まらないようで……
その点については意外でとても驚きました。
実際のところ、
劇団うさぎ112kgが目指すところは学生演劇ではなく、長いスパンでの劇団の継続です。
しかし、主宰である私が学生でいられるのは今年限りで、
「学生演劇」の中でできることをしたい、その中での現時点の評価を得たいと思い、
今回の作品のクリエイションを行いました。
とうほく学生演劇祭2の審査について、
相対評価や、達成度評価ではなく、絶対評価であると前置きがなされました。
審査基準については、とうほく学生演劇祭2では審査員にすべて委ねられていたようですので、
クリエイションや団体としてのバックボーンは関係なく、
作品そのものを評価していただきました。
結果として、大賞の受賞を逃しましたが、
「観客大賞」という、お客様による点数審査での賞をいただくことができ、
劇団として成長することができました。
今後は、学生劇団というより、一介のカンパニーとしての活動へシフトしていきます。
学生演劇という枠にとらわれなくて良いと後押しされたようで、
ちょっと解放された気もして、もっと自由にクリエイションできそうな気がします。
また、あおなごの座組みも終演を持って解放されました。
みんな、お恥ずかしながら私の熱烈なラブコールで関わってくれました……
演出と役者の関係はもちろん、
役者同士、役者スタッフ間の仲も良くて、
毎度Twitterで赤裸々に楽しい姿をお見せしていました。
役者は、盛岡や福島、山形から稽古にかよって来てくれたり、
高校生の子は学校帰りに来てくれたり、
忙しい中を縫って、稽古に励んでくれました。
おかげで、物理的な距離は遠かったけど、めっちゃ仲良くなりました。
アフタートークで、審査員の方に「役者のこと大好きだよね?」って言われましたが図星でした。
恥ずかしい。
座組みも、縦(年齢)にも横(地域)にも幅を持たせた、新しいことができたと思います。
せっかくとうほく学生演劇祭に参加するんだから、とうほくをギュッとつなげてみたかったわけです。
制作部としても、カードビラを枚数限定で配布したり、
うなとにー。やももじりー。が出現したり、新しいことができました。
ていうか、こんな、生え抜きの東北の学生女優を集結させる試みも、後にも先にもないかもしれませんね。
でも、またあったら、誰かがまた実現させてくれたら、嬉しいです。
「あおなご解放論」のタイトルには、様々に意味が込められていますが、
そのうちの最後が、座組みの解放です。
そして、それぞれが次のステージへ向けて動き出します。
今後も劇団うさぎ112kgを、
あおなごに関わったメンバーの活躍を見守っていただければ幸いです。
少しですが、ウェブサイトの過去公演のページに舞台写真を掲載しました。
ぜひご覧ください。
劇団うさぎ112kgウェブサイト
http://u112kg.jimdo.com/
へば。
劇団うさぎ112kgはとうほく学生演劇祭2で、
「あおなご解放論― From: Ms.Clambon」の上演を終え、観客大賞をいただきました。
お客様の支えがあっての受賞です。
ご来場してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回の作品は、本当にたくさんの方々にご覧いただきました。仙台、福島、盛岡、弘前など、地方を越えて、
さらに、地域や世代を問わず縦横に幅広くお客様に観ていただくことができました。
たくさんの陣中お見舞いもいただきました。
本当にありがとうございました。
とうほく学生演劇祭2はコンペティション形式で上演され、
審査員から作品に対して講評がなされました。
劇団うさぎ112kg「あおなご解放論― From: Ms.Clambon」は、
・ウェルメイドプレイで、まとまっている。
・総合力はトップ。完成度が高い。
・45分の脚本の中で姉妹の関係性を描けている。
・次女(トウコ)、三女(モモカ)の関係が印象的。
・その反面、話がまとまりすぎ、ていねいすぎる。
・役者に力量があるので、もっとチャレンジしてもよい。
・社会人劇団の中でも活動することができる、パッケージ化されているカンパニーである。
(以上抜粋)
などの評価をいただきました。
アフタートークや講評会において、
10年、20年続けていくような、中長期的な目線で演劇をおこなっていくことや、
学生演劇の範疇から離れて、社会人劇団、あるいはプロに近く、すなわちカンパニーとしての視点での評価をいただきました。
審査員の方々による、劇団うさぎ112kgの作品のそもそもの視座が、「学生演劇」ではなく「カンパニー」の地点にあり、
「学生演劇祭」というパッケージの中には留まらないようで……
その点については意外でとても驚きました。
実際のところ、
劇団うさぎ112kgが目指すところは学生演劇ではなく、長いスパンでの劇団の継続です。
しかし、主宰である私が学生でいられるのは今年限りで、
「学生演劇」の中でできることをしたい、その中での現時点の評価を得たいと思い、
今回の作品のクリエイションを行いました。
とうほく学生演劇祭2の審査について、
相対評価や、達成度評価ではなく、絶対評価であると前置きがなされました。
審査基準については、とうほく学生演劇祭2では審査員にすべて委ねられていたようですので、
クリエイションや団体としてのバックボーンは関係なく、
作品そのものを評価していただきました。
結果として、大賞の受賞を逃しましたが、
「観客大賞」という、お客様による点数審査での賞をいただくことができ、
劇団として成長することができました。
今後は、学生劇団というより、一介のカンパニーとしての活動へシフトしていきます。
学生演劇という枠にとらわれなくて良いと後押しされたようで、
ちょっと解放された気もして、もっと自由にクリエイションできそうな気がします。
また、あおなごの座組みも終演を持って解放されました。
みんな、お恥ずかしながら私の熱烈なラブコールで関わってくれました……
演出と役者の関係はもちろん、
役者同士、役者スタッフ間の仲も良くて、
毎度Twitterで赤裸々に楽しい姿をお見せしていました。
役者は、盛岡や福島、山形から稽古にかよって来てくれたり、
高校生の子は学校帰りに来てくれたり、
忙しい中を縫って、稽古に励んでくれました。
おかげで、物理的な距離は遠かったけど、めっちゃ仲良くなりました。
アフタートークで、審査員の方に「役者のこと大好きだよね?」って言われましたが図星でした。
恥ずかしい。
座組みも、縦(年齢)にも横(地域)にも幅を持たせた、新しいことができたと思います。
せっかくとうほく学生演劇祭に参加するんだから、とうほくをギュッとつなげてみたかったわけです。
制作部としても、カードビラを枚数限定で配布したり、
うなとにー。やももじりー。が出現したり、新しいことができました。
ていうか、こんな、生え抜きの東北の学生女優を集結させる試みも、後にも先にもないかもしれませんね。
でも、またあったら、誰かがまた実現させてくれたら、嬉しいです。
「あおなご解放論」のタイトルには、様々に意味が込められていますが、
そのうちの最後が、座組みの解放です。
そして、それぞれが次のステージへ向けて動き出します。
今後も劇団うさぎ112kgを、
あおなごに関わったメンバーの活躍を見守っていただければ幸いです。
少しですが、ウェブサイトの過去公演のページに舞台写真を掲載しました。
ぜひご覧ください。
劇団うさぎ112kgウェブサイト
http://u112kg.jimdo.com/
へば。
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