2016年12月7日水曜日

ハスノウテナ、始動!

 岩渕隆×劇団うさぎ112kgの企画『ハスノウテナ』の撮影が11/19~20に行われました。
私は東京にいたので現場には行けなかったんですけど、
あの「ナイチンゲール」の女優が再度集まってあの芝居を再現しているのかと思うと、
なんとなくむずがゆい気持ちになりました。
そう、今回の企画のポイントは、私がほとんどノータッチ、ってこと。
『ひとり、生理食塩水に溺れるナイチンゲール0.9%』の脚本を題材に、
フリーカメラマンの岩渕隆さんが撮影・演出を行っているんです。
写真×演劇のコラボレーションってわけですね。

で、撮影の同日に盛岡で、
なんと、あやなみとおっちゃんが偶然再会していたようで…
なんというか、嬉しい。
二人は、『あおなご解放論』のときに出演してくれた女優さんたちでした。
彼女らの活動拠点が盛岡と福島で、県をまたいでいるのに、
こうして再会を果たしているってすごいことだなあと思いました。

時を同じくして、『ハスノウテナ』の撮影で
あおなご出演の嶋貫と髙橋も再会していたわけで…。
なんかね、うまく説明できないけど、すごい日でした。

演劇やっててできた縁がどこかでまたつながる瞬間って、あるんですよね。
それが、
役者・スタッフ同士、お客さんと役者・スタッフ、お客さん同士だったり…

観客として、役者の生の魅力に触れてまたこの人を観たい!って思ったり、
カーテンコールのあとでお客さんと役者やスタッフが交流したり、
一緒に観に行った人と、観劇後に感想を言い合ったり…
直接、人をつなぐきっかけになるのも、演劇の面白いところだと思います。

…作品のつないだ縁が、新しい作品を生み出してくれることもある。
それがまさに『ハスノウテナ』です。
ナイチンゲールが甦る。
私の知らない、作品の側面を見せてくれることを期待しています。

岩渕隆×劇団うさぎ112kg
『ハスノウテナ』


『ハスノウテナ』のコンテンツは順次公開していく予定です。

--

おまけ
『ナイチンゲール』ってけっこうダークなお話なのに、
こんなに(和気あいあいと…)仲良さそうにやっている女優陣。
現場楽しそう!笑


2016年11月13日日曜日

東京スーパームーン

 先週、東京に木枯らし1号が吹きました。今年もあと2ヶ月切っちゃいましたね。
ニュースでやたら「木枯らし1号」というワードを耳にして、はじめて聞いたなと思って調べました。
「木枯らし1号」は関東と関西でしか発表されておらず、東北には発表されない気象発表なんだそうです。
ずっと東北に住んでいたら、わからないわけだ…。
ちなみに、「春一番」も関東限定の気象発表らしい。

東北にはない梅雨と夕立ちにも驚いたものです。
ちゃんと梅雨の期間があって雨がずっと降っているし、
夕立ちは雷が鳴ってざん降りになるけど、夕暮れには止む。

今年は環境が変わって、気候のギャップを相当感じています。
東京と東北じゃ結構違うんですね……。


 さて、劇団うさぎ112kgは2015年11月、劇団少女標本とのオムニバス公演『綴り字少女手帖』を最後に、演劇公演活動を休止していました。

2016年は、水面下でもぞもぞ動いていました。
かたつむにー。とかこいのぼりももとにー。とかつくってましたが、
私は今年、いろんなジャンルの演劇に触れて勉強しています。
小劇場、商業、児童向け、一人芝居、学生、朗読、ミュージカル、コンテンポラリー、人形劇、海外……
それから、東京にきていろんな出会いや再会に感動する日々です。
劇団員もそれぞれ、次のステップへすすむためにけっぱっています。

公演こそまだできはしないけど、企画が進行していたり、
今後の活動に向けてブラッシュアップを図っていたりします。

その第1弾が、ウェブサイトのリニューアル
劇団の情報発信の基点にしていきます。
どうぞ、ごひいきに。
新ウェブサイト http://u112kg.tumblr.com/

今後もウェブサイトコンテンツの充実とともに、
近日、新企画についても情報解禁していく予定です。
ご期待ください。

--

おまけ

昨年の「あおなご解放論」「綴り字少女手帖」に携わってくれたあやなみが、
ユニットを立ち上げて12月に福島で公演を打つそうです。

演劇ユニット箱庭 旗揚げ公演
『星屑のサーカス』
脚本・演出 志賀彩美
ウェブサイト https://haconiwa10.themedia.jp/

--
あ、明日はウルトラスーパームーンだそうです。
うさぎもくっきり見えるかな?