2015年8月15日土曜日

【あおなごコラム112%】あおなごの座組み

こんにちは。
ブログをご無沙汰していました。
劇団うさぎ112kg主宰の工藤です。
第一回公演「ひとり、生理食塩水に溺れるナイチンゲール0.9%」は、
多くのお客様に観ていただくことができました。
ご来場くださった皆さま、応援してくださった皆さま、ありがとうございました!

さて、もうTwitterなどでご存じの方も多いかと思いますが、
劇団うさぎ112kgはとうほく学生演劇祭2に参加します。

公演詳細はTwitterやウェブサイトをご覧ください。
ウェブサイト: http://u112kg.jimdo.com/

初演まで1ヶ月切りました。
ブログを少しの期間ですが連載します。
第一回公演「ひとり、生理食塩水に溺れるナイチンゲール0.9%」では、
作品を112%楽しむためのコラムをちょっとだけ書きました。

今回も、「あおなご解放論―From: Ms.Clambon」を112%楽しむためのコラムを書いていきます。

まずは、作品の外側からのアプローチ。
あおなごの座組みについて。

第一回公演では、仙台の大学生を集めて旗揚げ公演を行いました。

あおなご解放論では、
福島の劇団少女標本から乾さん(いぬいちゃん)、志賀さん(あやなみちゃん)
盛岡の岩手大学劇団かっぱから伊藤さん(おっちゃん)
仙台のP-eggから藤原さん(ゆういちゃん)
以上の4人の客演をまじえて、第一回公演からのパイオニアメンバーとクリエイションしています

4人については、いずれも主宰が出演舞台を観劇して、スカウトして叶ったメンバーです。
だから、自信を持って粒揃いだと言えます!
そのうち、女優紹介をすると思いますのでカミングスーン…

無論、スカウトするために盛岡や福島に行って芝居を観ているわけではありません。
東北の他県の芝居を観るのがすっごく面白いからです。

そこで芝居を観て惚れ込んだ役者さんとなんとかコネクションを持って、やっと勧誘できます。
初めて出会うのが、舞台上と客席、役者と観客という関係なので、
一緒に作品を作れるなんて、正直夢のようです。

いぬいちゃんとあやなみちゃん所属の劇団少女標本は、劇団うさぎ112kgよりも早く越県クリエイションを行っているので、ほんと、すごい。
最近は、他の学生団体でも東北で県を越えて舞台作品を作る動きもあるようなので、
物理的に距離が遠い東北も、徐々にボーダーレスになりつつあるのかもしれませんね。

とうほく学生演劇祭2も、もっと東北の学生演劇を近づけるような演劇イベントになるんじゃないかと期待しています。

この、とうほく学生演劇祭2では、宮城県から5団体、宮城県外から5団体の出場で、
ブロックも宮城県内と県外の団体の抱き合わせで、
東北各地の学生演劇を楽しめるようになっているみたいです。

かくいう劇団うさぎ112kgはDブロックで、
青森公立大学学生劇団初雪座と連続上演を行います。

さて、劇団うさぎ112kgがとうほく学生演劇祭2に参加したひとつの理由は、
演劇祭で東北の学生のクロスオーバー作品を上演する意義がある!と思ったからです。
東北の生え抜きの学生女優を迎えての作品は、きっとここでしか作れないし、
この演劇祭で評価されてみたいと思いました。
だから、ぜひあおなご解放論をいろんな人に観ていただきたいと思っています。

きっとこの座組みは、あおなごでしか見られないと思います。
そして、東北各地の学生演劇が一堂に会する機会も、
とうほく学生演劇祭でなければなかなかないはず!

ぜひ、ご来場をお待ちしております。
ご予約はこちら↓(Corich!チケット)


この連載で、みなさんに興味を持ってもらえるような、劇団うさぎ112kgの魅力を発信していきますよっ。
ということで、次回はあおなごの作品について書きます。
へばまた!